そのためには、「今」が見えなければならない。
仕様を見直すには、今の品質、課題、感染リスク、作業時間、これまでの変化を知る必要があります。病院清掃には、仕様書や品質評価、報告書など多くの情報がある。
でも、それぞれがバラバラでは分析や改善につながりません。情報はある。だからこそ、つなげることが必要です。
まず、今まで使っている報告書や品質評価を見直します。具体的には清掃会社にはSOZY専用の報告フォーマットとアプリを使っていただきます。
病院側もアプリで評価し、特に感染対策の視点から品質を確認します。
清掃会社からの報告。病院からの評価。課題。改善内容。感染リスク。作業時間。必要な情報をSOZYに集める。あとは、SOZYのAIが自動で整理・分析してくれるため、清掃現場の「今の把握」と「未来の予測」が誰にでもできるようになります。
「生きた報告書」で、仕様を育てる。
清掃会社は、SOZY専用アプリから、どこで、何が起きたのか。いつ、どう改善したのか。を記録します。するとSOZYは、その変化をすぐに蓄積し、分析します。「生きた仕様書」のための「生きた報告書」です。
同じ課題が繰り返されている。改善後、品質が安定した。以前より作業負担が減った。逆に、もっと人と時間が必要になった。こうした日々の変化が、仕様を見直すための根拠になっていきます。
報告を、単なる記録で終わらせない。報告がたまるほど、仕様が育っていく。それが、SOZYの「生きた仕様書」です。
清掃会社から値上げの相談があっても、現場の実態が見えなければ判断できません。
SOZYなら、品質・人員・作業時間・見直し候補をデータで確認できます。必要な値上げには根拠を。見直せるところは、品質を守りながら最適化する。病院が判断し、説明できる材料をつくるのもSOZYの役割です。
清掃会社が SOZYを使うと、必要な人員や作業時間をデータで説明できるようになります。さらに、スタッフの特徴や仕事の偏りを整理し、AIが約2秒でシフトを作成。無理な作業や責任者の負担を減らし、人手不足対策と現場の効率化にもつながり、今まで以上に、病院に貢献できます。
病院はSOZYで、品質・感染リスク・作業時間・課題・改善結果を見ながら、今の病院に合った「生きた仕様書」を育てていく。
清掃会社は、その情報をSOZYで共有しながら、シフトや人員配置、清掃方法を現場に反映する。
病院は、適正な品質と費用を判断できる。清掃会社は、限られた人員で効率よく現場を回せる。病院と清掃会社が、同じデータを見ながら、品質・仕様・人員・コストを一緒に最適化していくことができます。
患者さんが変わる。使われ方が変わる。汚れ方が変わる。感染リスクが変わる。人員もコストも変わる。だから、最適化するには、清掃仕様も変わっていくことが必要です。
SOZYは、病院清掃の「生きた仕様書」です。
SOZY開発者・松本忠男は、亀田総合病院の環境整備課課長として現場を統括しながら、清掃会社の代表として多くの現場にも関わってきました。現場の声も、経営の悩みも、どちらも他人事ではない。その両方を知る立場だからこそ、確信しました。「病院と清掃会社が信頼でつながれば、まだまだできることがある」と。
亀田総合病院では、必要な場所に清掃力を集中する「適在適掃」を実践し、慢性的な人手不足の中でも、工夫しながら品質を維持しています。
最も難しかったのは、清掃そのものではなく、現場を見える化し、判断し、関係者と共有し、実際の改善につなげることでした。
このプロセスを、誰でも再現できる仕組みにしたのがSOZYです。品質・感染リスク・作業時間・現場の声をつなぎ、どこを守り、どこを見直すかをデータで判断する。SOZYは、病院と清掃会社が一緒に「適在適掃」を実現するための仕組みです。
亀田総合病院の清掃現場ではどういう考え方で日々の清掃が行われているのかはこちらをご覧ください。